りんご栽培の始まりは、刀を捨てた武士!?

2020年11月2日
りんごの郷「平川」で、 愛情いっぱいのりんごが育っています!

青森県と言えば?そう、「りんご」です!
シャキシャキとした歯触りに、さわやかな香り。日本中で愛されているりんご。今回は、県内屈指のりんごの名産地、平川市から、りんご作りに愛情を注ぐ今井農園の今井和人さんのお話をお届けします!
今井農園は約100年の歴史を持ち、その農地面積は約3.4ヘクタール。なんとサッカー場約5個分という広さ!15品種のりんごを始め、桃、ミニトマト、米などを栽培されています。
ひいお爺さんがりんご作りを始めて、今井さんは4代目。子どもの頃から、りんご畑は最高の遊び場だったとか。「畑が斜面にあるので、父親がそこにブランコを作ってくれたり、木箱で秘密基地を作って遊んでいました。」と、思い出を話してくれました。家族の思い出がいっぱい詰まった、大切な畑を今でもしっかり守っていらっしゃいます!

たわわに実ったりんごがとってもきれいなりんご畑!
平川のりんご栽培の歴史は古く、当時武士だった人が、刀をハサミに持ち替えて始めたと言われています。今から145年前も前だそうです。

りんごって、育てるのにどのくらいかかるかご存知でしょうか?
りんご作りは、冬、枝の剪定からスタートします。そして5月、平川で桜が咲き終わり、りんごの花が咲き始めた頃、花を剪定する「花すぐり」と呼ばれる作業へ続きます。
残った花へ受粉を行ったあと、実がつき始めたら、次は小さな実を剪定する「実すぐり」へ。
6月頃からは、ジョナゴールドやふじといった品種には袋がけを行います。
その後、葉っぱを間引く「葉とり」、実に日光がまんべんなく当たるようねじる「玉まわし」を行い、早い品種で8月中旬から、遅い品種で11月中旬頃に収穫です。
1年を通して手間ひまかけて、やっとお店に並ぶんですね!

今井さんは「収穫して、お客さんにおいしいと言ってもらえたときがうれしいです。また次の年のりんご作りもがんばろうと思いますね」と笑顔を見せてくれました。

新しい品種にも5年前から挑戦しているそうです。それは「千(ち)雪(ゆき)」と「美(み)丘(おか)」という2品種。
なかなかチャレンジしたいと思わせる新品種がない中、この2つには心動かされたとか。「千雪」は、切っても実が変色しにくく、さわやなか味わい。
「美丘」は、サイズが大きめで、たっぷりの果汁が溢れ出てくるのが特徴です。
今井さんは、「新しい特徴を持った品種にこれからもいっぱいチャレンジして育てていきたい」と話します。これから人気が出そうな「千(ち)雪(ゆき)」と「美(み)丘(おか)」、いつか食べてみたい!

平川でおいしいりんごが育つのには、ちゃんと理由があるんです。
1,県内でも標高が高く、寒暖差が大きい
2,雨が少なくて日照時間が長い
3,土の質が良い

特に3番目の「土」に平川ならではの特徴が。
りんご畑の土は「平賀統(ひらがとう)」という、八甲田山の噴火によって降り積もった肥沃な堆積土のこと。栄養豊富なその土が良い畑を作り、おいしいりんごが育つ、というわけです。
他にも八甲田山からの水、斜面にある畑に降り注ぐ陽の光など、さまざまな自然の恵みが平川のりんごを生み出しているそうです。

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新発見!りんごは「蜜なし」もオススメ!

ここで、りんごの選び方のアドバイスをいただきました!
りんごと言えば「蜜入り」を選ぶ方も多いと思います。確かに、蜜入りのりんごは甘くておいしいというイメージがありますよね?ところが、りんごのおいしさは「蜜」だけじゃないのだとか。
「蜜が入っていないりんごのほうが、実は果汁が多く、りんご本来の味や香りを楽しめます。噛んだ後のさわやかな風味や旨みが、しっかりと味わえますよ!」。
いい話、聞けちゃいましたね。りんごの楽しみ方は人それぞれですが、いろんなりんごを試して、好みの探してみては!?

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最後に、今井さんに今後の夢を語ってもらいました。

「やはり生産者として、おいしいりんごをたくさん作りたいということに尽きますね。おいしいのは当然。代々受け継いできた畑でできたりんごをたくさん、お客さんに届けていきたいです!」。

りんご愛に溢れる今井さんがりんごを育てている平川市。愛情をたっぷり注がれて育ったりんごに、みなさんも会いにきませんか?!

りんごの郷「平川」で、 愛情いっぱいのりんごが育っています!

<今井農園> 〒036-0114 青森県平川市町居山元146

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